11月に入りました。寒いですね!寒さが苦手なのに、いつも薄着の喜多です。
今日は、折板屋根への施工について書こうと思います。
このような屋根、よくみませんか?これは工場の屋根や、倉庫の屋根で使われる『折板屋根』といわれるものです。
折板屋根には、ハゼ式・重ね式と、2種類があります。
太陽光パネル設置の際に、ハゼ式折板屋根には、穴をあけずに設置できます。
しかし、重ね式折板屋根(下の写真)へは、基本的に、穴をあけなければ設置ができません。
ですが、最近お問い合わせをいただいたお客様から、穴をあけたくないとのご要望がありました。
たしかに、穴をあけずに設置できるものなら、極力あけたくないですよね。
お客様のご要望にお応えするために、穴をあけずに施工する方法を見つけました!
それは、剣先ネジ(写真中央のボルト)に特殊な金具を取り付けて、パネルを設置するためのラックを金具に取り付けるという方法です。
これで、お客様の要望に応えられる!!と思ったのです。
が!!
一部のメーカーのパネルには、対応していないということがわかりました。。
また、剣先ネジの間隔と、メーカー独自のラックとの長さが合わないということも、設置ができない理由のひとつでした。
お客様には、ご要望にあった提案ができずに、大変残念な思いです。
現段階で基本的に、重ね式折板屋根への設置は、穴をあけての設置となります。(例外的に、重ね式でも、穴あけ不要で設置可能なものもございます)
しかし穴をあけると言っても、雨漏りの心配は99%ございません。
住宅用のデータなのですが、大阪府で、太陽光発電設置が原因で雨漏りをしたという報告は、年間で1~2棟です。しかも、実際にそれが、太陽光発電設置によってのものかは、判断ができないようです。雨漏りよりも多いクレームは、営業マンの過大表現や、予測発電量の過大表現です。
私たちジオリゾームは、常にお客様の立場にたった、正直な説明をモットーとしています。
わからないことがあれば、どのようなことでも、お客様の立場で考えます。
どのようなことでも、ご相談ください!