おはようございます。河合です。
先月の話ですが、福島県いわき市の現場にスクリュー杭の打設行って来たのですが、
地盤が非常に硬いため、スクリュー杭の打設が困難ではないか?
と言われた案件があり、特殊な機械を入れて、施工して来ました。
ところで、その地盤の硬さですが、
ブルトーザのリッパーで削らないといけないくらいでした。
※リッパーとは、ブルトーザーの後ろにある、爪のところです。
その特殊な機械ですが、写真の機械になります。
エコプローブというボーリングをする機械で、太さは色々あるのですが、
今回は、直径86mmのケーシングという筒状の物で、先行掘りして、
その穴に、スクリュー杭を打設してきました。
このエコプローブですが、
バイブレーション(振動)とオーガー(回転)で、掘削していくのですが、
1ヶ所あたり、所定深度まで、10分くらい今回は掛かりました。
指定深度までいったら、当然、ケーシングの中に土が入っていますので、
上に上げた時に、次のポイントの為に、土を取り出します。
この時に、バイブレーション機能が非常に役に立ちます。
その後に、アタッチメント交換し、スクリュー杭を打設していきます。
ちなみに、アタッチメントを交換する作業時間は、1分程度ですが、
それも時間的にはもったいないので、スクリュー杭の打設本数が多い時は、
エコプローブ(または、同じく杭打ち機であるジオプローブという機器)
を先行掘り専用にして、ユンボで、穴が開いた箇所を追っかけていく
というやり方も良いと思います。
このエコプローブのことですが、
当社が、ボーリング作業もやっているので、協力会社を含め、知識があるのと、
機材が揃えられるという点が大きな利点であると思います。
今回の現場ですが、通常なら、直径100mm程度の穴をアイオンなどで空け、
スクリュー杭を中に入れ、その後、
セメントミルクを入れるという工程を組むと思われます。
これらは工程的にも、金額的にも大変なので、
地盤が硬くて、困っている会社がある時は、是非弊社ジオリゾームのほうまで
お声掛けしてもらえればと思います。
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