こんにちは。河合です。
昨日までの3連休で、岩盤での太陽光⇒スクリュー杭の打設依頼を頂いておりましたので、
試験掘り(先行掘り)をして参りました。
この先行掘りですが、φ70~90mmくらいでピンポイントで穴を掘り、
その穴にスクリュー杭を打設するというやり方です。
直径が小さすぎれば、岩盤のような地盤が非常に硬い箇所では、スクリュー杭が打設できないですし、
逆に、直径が大きすぎると、隙間ができてセメントが必要になり、余分な費用が掛かってしまいます。
そこで、当社では、通常は86mmのツールを使って、先行掘りをしております。
仮に、引張試験で指定の強度が出ない場合は、φ66mmのツールを使って、先行掘りを行っております。
今回の現場では、打設本数も多くて、傾斜地になっていたので、今まで当社が実施してきた重機での
先行掘りはできません。そこで、ネットを駆使し、ツール会社に問いあわせてみて、
提示されたそのツールを取り付けたユンボによる先行掘りを行いました。
結果、先行掘りは可能でしたが、想像以上に地盤が硬く、結構な時間が掛かってしまいました・・。
ただ、ユンボでの先行掘削は、今までできていなかったので、
このツールを持っていけば、先行掘削ができることが判明したのは、非常に良かったです!!
ちなみに、イボイボの先端ツールは、φ83mmです。硬い地盤を掘削したのですが、
見た目への摩耗は、ほとんどありませんでした。
これからも、いろいろなツールを試していきたいと思います。
硬い地盤でのスクリュー杭の打設にお困り、お悩みの方は当社までお問合せ下さい。