こんにちは。
山口です。お久しぶりです!長らく更新が滞り、申し訳ありませんでした!
最近、事前試験に関するお問い合わせがかなり増えてます。
ほぼ毎日問い合わせをいただいている状況です。ありがとうございます。
事前試験が義務化されたことを受け、太陽光発電業界全体が対応に追われている印象ですね。
規模が大きくなるほど正確な引き抜き試験を要求されますが、
明確に規定されたルールなどがないので、元請様とご相談の上方法を決定していくこととなります。
引き抜き試験を例に、どのような方法があるのかご紹介いたします。
①瞬間的な引き抜き試験
打った杭にクレーンスケールを装着し、
杭を重機で引き上げて、どれくらいの強度まで耐えれるかを試験します。
写真の現場では3000kg以上が規定でしたので、それ以上の強度が出れば試験完了です。
それまでに杭が浮き上がってしまうと強度が得られないという結果になります。
クレーンスケールですのでデータで強度は残りませんが、
写真等で記録しているから試験としては十分かと思います。
低圧案件などで事前試験にそこまで費用がかけれない場合におすすめです。
②変位計を使っての引き抜き試験
引き抜き試験の報告書を抜粋した写真を載せてみました。
専用の記録機会(ロガー)を使って、変位量(杭がどれだけ動いたか)を測定します。
段階的に荷重をあげていき、指定の荷重まで到達すれば試験終了です。
費用がかなり高くなってしまいますが、きちっとした試験データを残したい場合などは
お客様からこの方法をご指定いただくこともあります。
弊社では、どちらの方法でも対応可能ですが、
①の方がはるかに安い金額でできます。
事前試験として条件に満たない場合は②で行うしかありませんが、そこは金額との相談ですね。
一度ご相談頂ければ、現場状況などを加味させていただき、金額のご提示をさせていただきます。
ぜひ一度お問い合わせください!
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