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2020年

事例紹介:傾斜地の太陽光発電施設、試験から連系まで


おはようございます。河合です。本日は、以前に弊社が取り組んだ傾斜地(30度)での低圧太陽光発電の施工の様子を写真を掲載していきながら紹介したいと思います。

まず始めに行ったのが現地調査です。この地盤は、スクリュー杭で強度が確保できるか?という事前試験を行うものです。

スクリュー杭を簡易式の杭打設機で3ヶ所打設しまして引き抜き試験を行いました。杭(架台メーカー)から、強度を提示してもらい、所定の長さまで杭を打設していきます。今回は、指定された深度で強度が確保できましたが、場合によっては、杭を長くして、強度を確保する場合もあるでしょうし、コンクリート基礎も検討しないといけない場合もあるでしょう。逆に、地盤が硬い場合は、掘削深度を短くして、引き抜き試験を行う場合もございます。施工性を上げるためです。

 

いずれにしても、スクリュー杭で強度が確保できるか?の試験は、非常に重要になってきます。

次は、いよいよ本工事。スクリュー杭の打設です。打設前に、スクリュー杭の打設箇所に位置出しをしていきます。

今回は、傾斜地(30度)の下が3~4m程度の擁壁になっていて、重機を乗り入れた場合、転落するリスクがかなりあったので、法肩から建柱車で施工することにしました。全部で100本弱で、2日間で行いました。

杭の打設後は、防草シートを張り、架台組み、パネル張り、電気工事へと進みます。

 

これで完成です!ポイントは、事前の試験と本工事の杭打設にある思います。

傾斜地での太陽光発電の設置についてお困りの方、疑問のある方は、当社までお問合せ下さい

関連ページ:
実績と事例のご紹介
スクリュー杭打設の事前試験
スクリュー杭の様々な打設方法
太陽光スクリュー杭打ちQ&A


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