こんにちは。酒井です。
4月1日より、当社で5番目となる自社太陽光発電設備、「お元氣様!発電所5」の建設工事が始まりました。今回はその進捗状況と、これまでの大まかな流れをご紹介いたします。
4月1日 着工
4月1日。天候に恵まれ、いよいよ建設工事がスタートとなりました。現場は写真左の法面です。過去のブログでも紹介したような、「田んぼのあぜ道に設置する発電設備」ということで、一応田んぼのあぜ道なのですが、傾斜角度は約30度という急傾斜なので、施工方法が難しいとされています。
30度傾斜ともなると、角度がキツすぎて、通常のバックホーなどの重機では坂を上ることができず、つまり杭が打設できない状況になります。
そこで使用するのが、こちら!
これは建柱車といって、主に電柱を建てたりするために用いられます。特徴は何といっても、法肩まで余裕で届く、長いブームです!
本案件の法面の斜辺長は約7mあるのですが、それくらいであれば、法面下の平地からでも余裕で届きます(届かない場合の施工方法はコチラ)。この長いブームを利用して、法面の杭を打設していきます。
また本案件のすぐ脇には農業用の水路が通っており、バックホーなどで施工しようとすると、この水路を跨いでいかないといけません。もしそうなると移動のたびに、水路を壊してしまうというリスクを負う事にもなってしまいます。
それが建柱車であれば、水路も超えてブームが延びていくので、常に水路の向こう側にいることができます。こうすれば変な心配もいらず安心ですね!
4月5日~ 架台組立・パネル設置
今週からは、いよいよ架台の組立、太陽光パネルの設置が始まっています。ここまでくると、完成形が見えてきますよね!
パワーコンディショナーも設置されると、いよいよだな、という気持ちが強くなってきます。
一部敷かれ始めてきている防草シート。下段から設置されていく太陽光パネル。
この日はフェンス用支柱の打設や、電気ケーブルの埋設配管路の掘削もあり、現場はものすごいスピードで動いておりました。
以上、お元氣様!発電所5の進捗状況の報告でした!
発電所の規模は小さいですが、こうしてみていると、色々な工程が複雑に交わりあっているのがよく分かります。自社発電所の建設の様子は、今後もお伝えしていきますので、興味がある方はぜひ次回もお楽しみに!
当社ではこのような急傾斜地での施工実績も多数ございますので、お気軽にご相談ください!(お問い合わせはコチラ)