こんにちは藤原です。
平年より21日も早く梅雨入りしてしまいましたね。5月の陽気が味わえない日々が続いておりますが、皆様体調管理はいかがでしょうか。
今回は、引き続き雑草対策についてお話したいと思います。
いよいよこの梅雨の時期が終わると毎年、大変な思いを経験しなければいけない草刈りの時期がやってきます。背丈以上になる雑草を草刈りし、一息ついて油断していると秋頃にまた元の状態に戻ってしまって、また草刈りをしなければいけない。という方も多いのではないでしょうか。
弊社でも毎年2回~3回程、太陽光自社発電所の草刈りを行っております。草刈りの頻度を0に持っていくために、今回もクローバの経過観察についてご紹介したいと思います。
自社発電所でのクローバの生育による雑草対策に成功しましたので先日、お客様の太陽光発電所の一角で試験的にクローバの種子を蒔かせていただき、場所が変わっても短期間でどの程度の成果が出るのか実験致しました。
2021年3月26日撮影 全体雑草状況
2021年3月26日撮影 全体雑草状況
フェンス角の一部のみは草抜きをしてからクローバ種子を蒔きました。
それ以外は雑草の生えている状態でクローバ種子を蒔きました。
この2つの条件で違いを比べてみました。
2021年3月26日撮影 フェンス角を草抜き後クローバ種子蒔き状況
2021年3月26日撮影 現状のままクローバ種子状況
草抜きをしてからクローバ種子を蒔いたおよそ2か月後の状況です。
小さなクローバがたくさん発芽しておりました。
2021年5月19日撮影 フェンス角草抜き後のクローバ種子蒔き状況
一方、草抜きをせずそのままの雑草状態にクローバを蒔いたところは、、、
こちらはクローバの発芽状態を確認することができませんでした。
というのも、真ん中の茶色になっている部分は以前に草刈りをして枯れた雑草をそのままにしていたものですから、せっかく蒔いた種子もこの枯れた雑草がクッションとなってしまい土に届かなかったために、このような違いが出ました。土が見えた状態で蒔くことにこれだけの違いが出ることに驚きますね。
今後このクローバ種子の生育の違いについてまたアップしたいと思います。
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