こんにちは。河合です。先週、岩手県陸前高田市の現場から、先行掘削の依頼があり、行って参りました。今回の先行掘削ですが、営農型太陽光発電施設です。その位置(スクリュー杭を打設する箇所)に、スクリュー杭を打設しないといけないといけません。人生初めての岩手県で少しワクワクしながらの現場となりましたが、そのワクワクも吹っ飛ぶくらい、寒波が押し寄せ、午前中は雪の降る中での作業で、ただただ寒いの一言でした。
この営農型太陽光発電施設ですが、『ワタミオーガニックランド』建設に伴う、工事でした。右の方にあるブドウ園(計画準備中)に営農型太陽光発電施設として建設します。下の写真はブドウの苗になります。これを何個も植え、ブドウ園として運用していきます。どれくらいで収穫できるようになるのか分かりませんが、少し建設に携わった者として、とても楽しみです。
他には、ハウスが4棟ありました。そして、このハウスが太陽光業界にいるものとしては、とても興味深いものだったのです。 太陽光発電施工でよく使用しているスクリュー杭を利用して、ハウスの基礎として使っていたのです!先日のブログでは、バルコニーの基礎としてスクリュー杭を使用しているブログを更新しましたが、こういった利用もアリだなぁ~と思い、とても新鮮でした。
他に作物を育てる以外にも、BBQができる施設や休憩室もありました。ハウスなので、冬はとても良いと思います。夏は、ビニールをめくって、風通しをができるようになっていました。
このワタミオーガニックランド周辺ですが、東日本大震災の津波の被害をまぬがれたことで有名になった『奇跡の1本松』(※写真中央の木が、奇跡の1本松です。)や『東日本大震災津波伝承館』、『陸前高田市東日本大震災追悼施設』もあります。
イメージ的には、広島や長崎の原爆資料館のような感じです。これからの日本の歴史を語る上で、今後、絶対必要になる施設だと思いますので、完成した暁には、もう一度訪れたいと思います。
【関連ページ】
・スクリュー杭打設の先行掘削
・ソーラーシェアリング
・ブログ記事:スクリュー杭基礎は太陽光発電以外以外にも効果抜群!バルコニーの基礎にも使えます!
・ワタミオーガニックランド(外部リンク)
・東日本大震災津波伝承館(外部リンク)